こんにちは。お元気ですか。暑い。
めちゃくちゃ暑い……………………………………………………………………………………………………………………………
暑いってことはP森ますたーそんぐ回の季節じゃん!!!!!!!!
ということで、1年ほど前に好きな曲について話したので、その振り返りをします。当時言わなかったことや最近気づいたことも含めて話せたらいいなあと思ってます。
前置き
P森MOR M@STER SONGとはなんぞや
Pさんたちが集まるDiscord鯖で、一人10〜15分くらい曲を流しながらその曲について話すぞ!っていうやつです。
いわゆるプレゼンでありダイマであり刺し合いです。こわい。(めちゃくちゃ興味深い話ばかりです。)
詳しい話はP森管理人のバーニンさんのブログにあるのでどうぞ。そのまま地球儀にない国についての話もどうぞ。(めっちゃよいです)
本編
ということで、私が紹介したのはこの曲です。
ギャーーーーーッッッ
みなさんの反応としては、曲メッチャスキの方やプロミで見た!の方や何も知らない方などさまざまでした。
この曲は2021年のSideMプロデューサーミーティング(ライブしたり朗読劇したりわちゃわちゃのやつ)にて、朗読劇と共に初披露されました。
ちなみに選曲理由は、
当時めちゃくちゃALL nOR NOTHINGに発作を起こしていたのと、話す内容がストーリーの説明メインなら感情にならずちゃんと発表できるかなと思ったからです。
他にやりたい曲も沢山あったのですが、個人的な感情ポイントが多いのでまとめるの難しいな…語彙なくなるな……と思いやめました。
当時心がけた点として、
・Best Game、SideMを知らない人も伝わり、ストーリーが読みたくなるように
・読んでもらうためになるべくネタバレをしないように
というところを意識していました。
まず「Best Game」とは、2016年にモバゲー版SideM(通称モバエム)にて開催されたイベントです。
そして、ゲーム内で「パッション爆裂!イベント大作戦!」という、いくつかの候補の中からプロデューサーが投票し、1位になったものが続編決定&CD化するというものでBest Game2が続編として誕生しました。ストーリーの内容としては、ファミリー間の抗争がメインになっています。
そして投票で決まったファミリー騒乱編と共に生まれた曲がALL nOR NOTHINGです。そのため、べスゲ無印はCD化はされていません。
また、これが何を意味するのかというと「曲がストーリーに密接に関係してる」ということです。
ALL nOR NOTHINGは曲単体で聞いてもめちゃくちゃめちゃくちゃかっこよいですが、ストーリーと合わせて聴くとしんどさポイントがたくさんあってたいへんになります。
ちなみにべスゲ2にはもう一つキャスティング案があって、
・鷹城恭二
・秋山隼人
・橘志狼
・大河タケル
・兜大吾
による、カジノ奪還編もありました。こっちはこっちで見たい……
この6名が中心となって進みます。カンジヨメナイ
主にこの3つのファミリーが中心となり、上段のメンタル三人がそれぞれのファミリーのボスを演じます。東雲荘一さん演じる甘雲は、べスゲ無印に登場した幸ファミリーの一員です。
羊天棋は華真の元で育てられますが、楽ファミリーに追われているところを幸祥福に助けられ、幸祥福の経営する孤児院に預けられます……
ところでこの人らどんな人やねんということで、今回は幸祥福と楽歌に絞って紹介します。
スライドにもあるように、めちゃくちゃ運が良く、まさに「幸運の女神に愛された男」と言っていいと思います。そんな感じでありながら何を企んでいるのか読めず、腹の底が知れなくて恐れられている1面もあります。
(余談ですが私はそのような男がとても癖です。)
その後の別のイベントにて神谷は彼のことを「伊達男」と話しています。まじ……?もっと言及するようなヤバさない…………?かみや……………………
彼も早くしてファミリーのボスになった実力者ですが、幸祥福が桁違い過ぎてその影に隠れてかわいいワンチャンに思われがちな気がしますね…そして言葉遣いが荒いです。(北村想楽比)
(普段穏やかな話し方をする北村想楽さんが役柄で横暴な言葉遣いをするの正直なところ興奮しませんか?します。)
クソデカフォントは好評をいただきました。
この二人はストーリー内で主役(幸祥福)とライバル(楽歌)という位置にいるのですが、どのような関係にあるのか見ていきたいと思います。
なんということでしょう。楽歌は幸祥福のことを「兄貴」と呼ぶ場面があるのですよ……気になったそこのあなた、べスゲ2を読むのです…
そして楽歌様の左目の眼帯は、一体何なのでしょうか…これはプロミで行われた朗読劇からの考察ですが、楽歌を演じる北村想楽さんを演じる汐谷文康さん(ややこしい)が左下のセリフを眼帯を抑えながらおっしゃっていまして……これはもう幸祥福なんかしたんちゃうか…?という気持ちです。
(プロミの朗読劇でしおやさんが楽歌と同じ眼帯をしていたのであれは北村想楽が演じる楽歌でした。嘘じゃないです。)
休憩なんてしてる余裕がなかったので発表ではすっ飛ばしました。あとでもう一度資料を見に行ってもらうための戦法でもあった気がします。(でもまじで時間もなかった)
ここからはネタバレがない程度にイベントストーリーのココ好きポイントの話をします。
まだ子どもの羊天棋に、楽歌は無慈悲な選択を迫ります。卑怯やぞ!!
羊天棋は最終的にどちらを選んだのでしょうか……
リボルバーの6発のうち、5発に玉を入れ順番に回しながら自分の頭に向け撃っていく地獄の逆ロシアンルーレットが行われます。怖…めっちゃこわ……
タイトルの「命運を賭けるトリガー」ともあるように、なぜこのようなことが行われたのか、その結末はどうなったのか……
ようやく最後に曲の話をします。この時は歌詞の話しかしませんでしたが、音もめちゃくちゃよいです。ALL nOR NOTHINGのアウトロしか勝たん…(P森MOR 第33回参照)
歌詞に名前を連想させる単語が入ってるのめちゃ好きなんですよ。幸祥福と楽歌、勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか……
ここの表現がすごい好きなんですよ…
プロミのあれが、めっちゃあれで………あれなんですよこのパート………この前の間奏を含めて見るともっともっとあれで………あれです………………(ネタバレを避け語彙も失った結果の感想)
他にももっと好きな歌詞がありまして、二人での掛け合いのパートも魅力かなと思います。
実際曲の中では、例えば
「与え合う(奪い合う)悪意さえ(事と)善意へ(同じ)生まれ変わる」という感じで、短く追いかけっこのように歌います。
これがまた松井神すげえ……となるのですが、括弧なしと括弧内と全く違う言葉なのに、交互に歌うことで表裏一体で同じ意味を示してるようでこれだけでめちゃくちゃ考えられるなと思います……誰が歌ってるかで意味が変わってくるのもあるよね……
ということで、長々と話してしまいましたがイベントストーリーを読んでください。物騒な題材ということもあり人が死ぬので苦手な方は気をつけてください。
(とはいえ、モバエムも始めるハードルは高いと思うしあまり強く言えないのですが…上映会もしたいなと思いつつ、配信できる環境に無いため泣いてます)
そして"""フルボイス"""です。
フルボイスのめっちゃ感謝な点は、声色の変化が楽しめるところもあるかなーと私は思います。声優さんがまずアイドルの声を当てて、そのアイドルがさらに役を演じる声を当てるってめっちゃすごいよね……アイドルの面影を残しながらちゃんと役になってるんですよ……しゅごい……
横暴な役を演じる北村想楽さんの声や、華村翔真さんの華真による高笑いはとても健康に良いです。
そしてプロミを見ていただけたら舞います。ビーストクロニクルの朗読劇や、普段聞けないシャッフルユニットでの曲、愉快なSideM一味のみなさんが見られます。
ダイジェストはこちらです。(1つ目の方にALL nOR NOTHINGがあります)
私が出せる強みってなにかな…と考えた結果、絵を描くくらいしかなかったので描きました。そして予期せず曲の3ループ目の終了とぴったりに終わってびっくらぽん。おしまい。
まとめ
いかがだったでしょうか。私はブログ書いてたら久しぶりにべスゲ2発作を起こしそうです。また読み返そうかな……
あと続編ほしい。ほんとに。最後も気になる終わり方で終わるし、まだまだ続きあると思うんですけど……ぜひやってほしいです。ここまで読んだ人はもし続編が来たら私と一緒に踊ってください。(勝手に決めるな)
そんな感じで終わります。今年も何かしらの曲について話す予定ですがどうなるのかな〜〜あと他の方の発表聴くのがめちゃくちゃめちゃくちゃたのしみです。
おまけ
[ALL nOR NOTHINGのタイトルについて考えてみた]
折角なので、当時全く考えていなかったタイトルについて考えてみようと思います。
まずこのタイトルは1文字だけ小文字の「n」がめちゃくちゃ気になると思うのですが、タイトルも掛け合いのパートのような、2重の意味がかかってるんじゃないかと思います。
もしnがないと「ALL OR NOTHING」で、
妥協を許さない。全てを賭けた。一か八かの。といった意味があるらしいです。ギャンブルっぽい。
nを含めると、「ALL NOR NOTHING」となり直訳すると、全ても無もない。ということになります多分…
ここで気になった歌詞があるので見てみます。
・幸福と享楽のどちらを望んだって構いやしない(But,you always lose either. )
→どちらを望んでも構わない(でも、君も私も勝負には負けている。それは今に始まった事ではない。)
・神様も理論も傍観者さ 信じるのは自分と相手(But,either will be the loser.)
→信じるのは自分と相手だけ(しかし、君も私も敗北者になる。)
今まで割と気にせず聞いてたのですがこの括弧内めちゃくちゃ重要では!!?!?!?(今更)
どちらも雰囲気で訳したので正確ではありませんが、タイトル的にも両者ともが敗者だよ、みたいなニュアンスがある気がします…
つまりギャンブル単体で考えると、勝者と敗者、一方が勝ち一方が負けるようなイメージがありますが、(ALL OR NOTHING)
この世界に入った時点で全て失われ、本当は得るものも失うものもない敗者で、生きるか死ぬかのスリルだけが残る……(ALL NOR NOTHING)
みたいなことなんじゃないかと思ったり…いやでもそんなことないやろ……そんなこと…ないやろ………(泣)
その後に「この瞬間は Yes, We're same dreamer.」ってあるのも泣けるけど……
でも幸祥福が主役のBest Game2の主題歌としては、めちゃくちゃ完璧やな……と思いました…
だって幸祥福……………………………………
自分の中で新しい発見をしてほくほくではあるのですが、実は松井神のこのツイートをまだ完全に理解できてないんですよね…未熟なばかりに……
まだまだたくさん考えられるなと思います…
102.『ALL nOR NOTHING』破滅を意識させるのと同時にNoir(ノワール)に似てる語感が全員悪人ぽくて気に入ってるタイトル。恋愛だと知りたくない気持ちもあると思いますが、この曲は愛以上に相手を想うことを謳う『歓喜の歌』です。Bメロは主メロとクロスの歌詞で意味が微妙に変わります。#imaStayHome
— 松井洋平 (@y_matwee) 2020年5月15日
うわ……時を経て久しぶりにまたべスゲに狂いそうですね……これを踏まえた上でもっかい読んできます……発作起こしてたらすみません………それでは…